先輩社員インタビュー Vol.2

知恵を出し合う組織が
柔軟な発想とサービスの原点

第二営業部 技術課 技術係

中国のオフショア開発に向けた技術教育を担当

私は第2営業部の技術チームとして働いています。非常に幅広い分野の製品を扱っている部門です。中国の煙台市にCADの開発拠点を置き、現在そちらでのオフショア開発体制を構築しており、私は中国向けの技術教育担当をしています。煙台市は山東省にある湾岸都市で、投資環境の良さが中国でも指折りと評価されており、大連市とも比較的近い位置にあります。

具体的には、昨年末ぐらいから約2ヶ月間滞在をして、直接技術に関する教育を実施しました。もちろん現地法人の代表はいますが、滞在中はほぼ私一人で進めていました。当初中国語は話せませんでしたが、今では日常生活レベルぐらいなら問題ありません。教育内容は、主にCADを使用した配管図面の製作です。対象はCADを初めて4ヶ月と2ヶ月という、ほとんど知識を持たない大学生でした。現在も習得に向けた勉強中ですが、もうすでに実務も行っています。現在では、本社からインターネットを使って、教育や業務指示を行っています。中国は日本より1時間時差があるので、出社してからその日の準備、9時半からSkypeとリモートデスクトップを使用して教育をします。大体お昼をまたいで、午後までかかることが多いです。

更なる成長に向けたレベルアップへのチャレンジ

一方で配管設計の依頼を受けて、本社チーム内と中国拠点に向けて指示を出します。並行して、仕事の要件など営業チームと打ち合わせをしながら、必要があれば再度指示を出すという流れの繰り返しです。
そして上がってきたものを検査して、問題がなければ営業チームに回します。教育、そして業務の管理と検査が私の仕事です。
配管図面の製作は、現在本社を中心に行っていますが、将来的には全面的にオフショア開発体制にする予定です。その一方で、社内の技術チームはもっと別の高度な分野に取り組み、全体としてどんどんレベルアップしていく方針です。

やる気にチャンスで答えてくれる

今回、教育係としての起用は社内でも大抜擢だったと思います。むしろ会社に挑戦してもらえたという方が正確でしょうか。
私が働いていて常に感じることは、いろいろな人にいろんなチャンスを与えてくれる職場環境だということです。金型業界は、一般的に男性メインの業界というふうに思われがちですが、私は荻原物産に限っては当てはまらないと思います。

一般事務からCAD設計、私はチャンスだと感じた

地元の高校なので、自転車で目の前をしょっちゅう走っていたし、多くの先輩方が入社していたこともあって、以前からよく知っていました。働く上で、県外に出るということは、私自身全く考えていなかったので、以前から興味があったこの会社を志望したんです。卒業後入社して以来、ずっとこの会社で働いているので、もう既に17年になります。
入社した当初は、事務としての受発注業務などを担当していたのですが、それらの仕事の中で、現場向けの簡単な図面作成ソフトを使うようになったんです。そしてある時期に、ガススプリングという金型部品に関連する図面を書くという仕事があり、それをたまたま担当させていただいたのが今の業務に関わるキッカケです。
昔から数字、とにかく計算をするのが大好きだったんです、問題が解けた時の感覚がすごく嬉しくて。だから、以前から3次元を使ったものはやりたいと思っていました。本当にたまたまポッとでた仕事だったのですが、私はラッキーだと思いました。今でもそれが強く印象に残っています。

お客様からの感謝が私に「元気」をくれる

先ほどもお話をしましたが、私は技術チームでCATIAというCADソフトを使用した設計をメインでやっています。その中で自分なりにこだわっている点は、お客様にいかにわかりやすく伝えるかということです。作った図面は最終的に現場で使われます。そこで作業される方々が間違いなくできるかということを意識しなければ、本当の良い仕事にはならないと思うからです。チャンスを与えてもらえたことだけでも十分やりがいを感じますが、後からお客様に「助かったよ」とか声をかけられるととても嬉しいしやりがいを感じます、本当にこだわってよかったなと思います。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ」の精神

現在中国拠点に向けての教育を担当していますが、難しいのは言葉の壁、伝わらないところがどうしても出てきてしまう点です。その時は、大切なポイントから繰り返し伝える、絵で伝える、そして自分の操作を見せて伝えることを、根気よく続けていきます。
昔の方のお言葉ですが、まさに「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ」ですね。

危機意識が、自分を奮い立たせてくれる

今置かれている状況で言えば、教育という部分に力を入れていきたいと思っています。それは、人に教えるという仕事を任されたという意義を自分が強く感じているからです。でもその一方で、だからこそプロフェッショナルなスペシャリストでもありつづけたいと思っています。きっと欲張りなんですね。
日本を出るとき、逆に私は追い込まれていると感じました。人に技術を与えてしまったら、その時点で全く新しくないものになるんです、教えてしまったら同等になってしまうんです、負けてはいられません。教育をしていきながら、自分はもっと努力して差をつけなければいけない、自分は抜かれてしまうといつも感じています。その危機意識は、私自身をいつも奮い立たせてくれます。

知恵を出し合う組織が柔軟な発想とサービスの原点

私が考える荻原物産の強みは、とにかく発想が柔軟であるということです。私も心がけていることですが、働く仲間は上司でも部下でも、とにかく意見を言うし、聞き手側も積極的に耳を傾けます。業務範囲が広く、お客様のニーズも様々、日々常に新しい課題が出る中で、この柔軟性はお客様にも評価してもらえる点だと思います。言い換えれば、それぞれの知恵や知識が、ひとりの中にとどまらず、組織の中で掛け算的に積み重なっていく、それをお客様に提供できる体制なのだと思います。

一人ひとりをしっかり見ていてくれる社風

この会社の社風は、とにかく相談しやすい環境だと思います。例えば女性にとって結婚は、社会人人生の中でとても大きなターニングポイントであり、社内でも結婚してやめていくという風潮は確かにあります。ですが、私の場合にはそれが当てはまらなかったんです。そういったことも、自分から相談していくことで一緒に考えてくれて、現在も満足のいく環境で働けているということにとても感謝しています。
会社が意見を吸い上げるというよりは、意見でなくてもそういう個々の姿を見てくれているといった感じです。一人一人を本当に見てくれているんです。

働く上で、男女の格差はほとんど無い世の中になってきて、女性にとっても非常に働きやすい環境が整っています。女性は仕事と家庭の両立が大変だと思いますが、決して諦めずにどんどんやりたいことにチャレンジしていってもらいたいです。

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