先輩社員インタビュー Vol.3

プロフェッショナルな設計と提案

第二営業部 技術課

CADを使用した配管設計が主な仕事

私が所属している第2営業部は、非常に幅広い分野の製品を扱っている部門です。その中で、私は技術メンバーとして働いています。メインで扱っているKALLERという海外メーカーのガススプリングがあるのですが、CADというソフトウェアを使ってその配管設計などをしています。

全くの畑違いからのチャレンジ

私は2006年に入社したので、今年で9年目になります。前職は飲食店で調理や接客などをしていました。出身は足利なのですが、学生時代に進学で横浜に住んでいた時に、バーやカフェなどの飲食店でバイトもしていたんです、もともと接客業が好きなんですね。今思うと全く畑違いからのチャレンジでした。

ものづくりが好きな自分を知っていた叔父のすすめ

この会社に就職するきっかけは、叔父がもともと荻原物産に勤めていたことが大きいと思います。
昔からもの作りが好きだったんです。ギターの音を変えるエフェクターという機材があるのですが、そういったものを作ったりもしていました。以前からそれを知っていた叔父が、荻原物産を紹介してくれました。今でもチャンスをくれた叔父には本当に感謝しています。
当時FMCという、金型を作る前段階の発泡スチロールを製作する部門で募集があったので、それに応募して採用していただいたんです。
入社してからすぐに、発泡スチロールのモデルを製造する会社に出向という形で1年間修行に行きました。出向から帰ってきてからは、本社とは違う工場でFMCの製作と、NC機という機械でデータを入力して加工する仕事をしていました。それから金型やその図面、CADなどを覚えていきながら、現在ではガススプリングの配管図の設計をしています。

プロフェッショナルな設計と提案

ガススプリングと言っても、ちょっとイメージがつかないかもしれませんが、一つの例として工場などの金型などで使用されています。コンパクトなガススプリングは、金型内部の限られたスペースで強力なクッション力を発生させることができるので、工程短縮や金型の小型化によるコストダウンに威力を発揮するのです。
私はその事業の中で、ガススプリングに窒素ガスを送る為のホースを、どのように鋳物の中を通すかという配管設計をしています。お客様が、土台となる材料に開けてくれる穴に配管を通すのですが、ホースの長さや、部品にはどういったものが必要かというものを細かく割り出します。そしてガススプリングを設置するために必要な部品を全てこちらで洗い出し、最終的にそれらをパーツリストとしてお客様にご提示します。

お客様との直接のやりとりは最高の学びの場

リストに基づいたお見積もりや納品は基本的に営業チームがやってくれますが、
お客様の現場に直接伺うこともあります。今後の仕事の流れや部品の説明などが主な打ち合わせになりますが、実際に使用されるお客様の生の声を聞ける貴重な機会ですので、とても楽しいですし、もちろん緊張もしますね。
予めお客様の方で、どのガススプリングをどこに使うかということは決められているケースが多いです。ですが、製品ごとに規定があり、例えばホースの経路はR20以上保たないといけない、それを守らなければガス漏れが起きるリスクなど考えらます。その場合は、経路を変更して迂回などの善後策を提案して、図面を修正させていただくこともあります。

お客様の様々な要望にお応えする技術チーム

配管図以外にも、営業チームから依頼されて金型部品の製作品の図面を起こすこともあります。一般に販売されていない金型部品をパートナー企業様と協力して製作する場合があるためです。その際はボルトのサイズや、穴の内側にネジを刻む為のタップなどの部品図の作成も行います。基本的にお客様との窓口は営業チームが担当しますが、場合によっては直接やり取りすることもあります。

CADトップレベルのCATIAを使いこなす

技術的な強みとしては、お客様の様々なニーズにお応えするために、CADソフトウェアでもトップレベルであるCATIAを導入している点です。多くの特徴がありますが、非常に複雑な曲面形状の設定・変更が可能で、長年にわたって自動車業界や航空宇宙業界で使われ続けているソフトウェアです。

お客様の「やりたい」を実現するのが私たちの役割

仕事をしていて苦労するところは、配管図に限って言うと、どうやっても取り回しがきかない時です。その時はチーム内で最善の策を考えて対応策を提案することになります。具体的には鋳物に別途穴を開けるなどです。お客様からすれば追加工程になりますから、外注である私たちの立場からそういった提案をする時は非常に神経を使います。
その他にも例えば、ホースの長さの最低長は150mmなどと決まっているのですが、それ以下での設置ができず、規格品にもないなどの問題も発生することもあり、そういう時はもちろんできる限り早く、問題点を正確にお伝えをします。
ユーザーであるお客様側には、もちろん多くの事情がありますから、私たちの製品だけを考えてはいられません。だからこそ、専門的な知識をもつ私たちのようなポジションの会社が必要なのだと実感します。

自分のパフォーマンスが見えた時はやっぱり嬉しい

技術課では、今誰がどの案件を持って進めているのかを常に共有するために一覧で書き出されます。そこに自分の名前がたくさんあると、すごい頑張ってるなって思えるんです。忙しい中だからこそ、成果や自分のパフォーマンスが目に見えるとやっぱりモチベーションが上がりますね。

その他では、道を走っている車を見た時に自分の仕事を実感できます。車の多くの部品って、もちろん金型からできるのですが、その中には自分が携わったものもあるかもしれないって思うとなんだか感慨深い気持ちになります。そういった時にやりがいを感じます。

スペシャリストとしての自分を極めていきたい

将来的には、マネジメントをする管理職ではなく、今の技術を磨きながらスペシャリストを目指していきたいと思っています。その為にもCADをもっとマスターしたいと考えています。CADというソフトウェアは非常に奥が深く、使用していない機能もたくさんあります。その機能を使うことで、もしかしたら現在の工数が減らせるかもしれないと考えると、将来への努力は怠ってはいけないと強く思うんです。
そうは言っても日々の案件がどうしても優先されてしまうことも多くあります。慌ただしい中で、あえて寄り道をする勇気を持つことの難しさを日々痛感しています。

私事ですが、最近娘が生まれたんです。今は毎日の仕事に一生懸命取り組みながら、子供達の成長を見守っていきたいと思っています。そして将来、仕事をして家族を支える姿を見せながら、大切な何かを伝えられる父親になりたいと感じています。

みんな仲が良い、そして真面目

会社の社風は、とてもアットホームだと思います。年代の近い人たちも多くいて、みんなとても仲が良いです。とにかく、居づらいと感じたことは一度もないですね。それに、これは全体に言えることですが、社員みんな真面目で責任感が強いです。私は責任感が強いというより小心者なのか、仕事を残してしまうと、納期がまだあるにも関わらず気になってしょうがありません。家に帰ってもずっと考えてしまうこともありますね。

頑張りぬいた自分は絶対に裏切らない

先ほどもお伝えしましたが、CADはとても奥が深いソフトウェアです。身につける上で自分か大切だと考えるポイントは、とにかくこなしていくことだと思っています。
入社した当時CADはおろか図面など全く知らず読めなかったので、身につけるのにとても苦労したのを覚えています。図面というのは、特有のルールに基づいて作られているものなんです。言ってみれば、エンジニアがわかる共通言語というものでしょうか。
現在使用しているCATIAの前はCADmeisterというソフトウェアを使用していました。全くのゼロスタートだったので、周りには誰も教えてくれる人がいなくて、非常に苦労をしました。日本ユニシス社の製品なのですが、そこに直接問い合わせたり、パートナー企業の方に教えてもらったり、とにかく手探りで学んでいったんです。当時は家に帰るのをやめることも考えたぐらい、寝る間を惜しんでやりましたね。それぐらいの根性と覚悟で学んでいました。今思えば、あの時やり抜けたことが、今の自分の自信にもなっているのだと思います。
これからCADなどの技術を身に付けたいと思っている人は、とにかく中途半端にせず、目標を決めて全力で取り組んでいったら良いと思います。その中で、必ず成し遂げられるものがあると思うし、自分自身の自信にもつながっていきます。最初は図面も読めなかった私にもできたんです、やる気のある方はどんどんチャレンジしてもらいたいし応援していきたいです。

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